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軽々しく【約束】を使わないで


『軽々しく【約束】を使わないで』

子育てのシーンで、

【約束】というものがよく出ます。

これは、

一方的に親に有利な取り決めを

約束という名の、

一方的なルールを押し付ける、

完全に不平等条約である場合がほぼ100%。

絶対に、子供が破ります。

「約束しても繰り返し守れない」

状態になって、当然です。

だってやりたいから。

子供がやりたいから行っている事は、

自分が好きだからやっているのです。

その不適切とされる行動は、

何かの子供の欲求を満たしているのです。

適切不適切はあくまで親の判断です。

その子供の行動の結果、大人に不利益があるからと言って、

その代わりに何をしたら良いかも示さずに禁止する、

欲求を満たされない状態で居続ける事は出来ません。

たとえば、勉強する為にTVゲーム禁止。

いきなり申し渡されて、

「わかった、目が悪くなるし、勉強しなきゃいけないからね」

と言って子供が納得できるでしょうか。

正論をいえば、だれでもその通りに行動できるでしょうか。

正論を言えば、みんな即座に

その通り実行できるのであれば、

ダイエット、禁煙が、なぜ失敗するのでしょうか。

あなたが一番大好きで夢中になっているものを、

一方的に訳の分からない理由(子供からしたら訳が分からない理由です)

で取り上げられたら、どんな気持ちになりますか?

大好きなんです。

また同じ事を行います。

そりゃ破ります。

喉が渇くから、水を飲むのと同じです。

その行動が心を満たしているのです。

そして、その行動をしたら、

「約束を破ったね!あなたは悪い子!」

と、罪悪感を植え付ける。

子供が勉強しない結果を引き受けるのは、

子供です。

勉強せずに、希望の高校に入れず、大学に入れない、

結果を引き受けるのは子供です。

つまり子供の問題なのです。

これをアドラー心理学では、

【課題の分離】といいます。

「そんな事言っても、親は

子供の将来に責任がある」

と言う意見がありますが、

それはウソです。

子供が大学受験に失敗して、

自分の子育てや教育が下手だ失敗だと、

周りから評価されるのが、

いやなんです。

他の人がどんな評価をするのか、

これは他の人の課題です。

コントロールできませんし、

知ったこっちゃないんです。

個人的には、

数学が分かんなくても、

かけっこが遅くても、

なんの問題もないと思います。

社会に出たら方程式なんか使わないし、
(使う人は勉強すればいいんです。その子が、
そういう職業につきたいなら喜んで勉強します)

そういうどうでもいいものと、

人間的な価値はまったく関係ありません。

子供を放任すればいい訳じゃないです。

成績が悪かろうが運動できなくても、

不適切だと感じても、

強権的に解決するのではなく、

その行動の目的に注目してください。

目的が分かれば、

他の方法で代替えできないか考える、

それをイライラしながらやらないでください。

「何度言ってもわからない」

時は、口先で言っても分からないってことです、

我々には知恵があります、

別の手段を考えましょう。

ずっと同じやり方を続けるのは、

自動販売機に1ドルコインをずっと入れていて、

出ない!って言ってるのと同じです。

出ないって分かってるなら別のコインを入れましょう。

ともかく、

不毛な競争させる為に、

毎日毎日

一方的な実現不可能な約束をとりつけても、

仕方ありません。

この子の将来まで背負うという気持ちの果てに、

子供の結婚相手にまで口を出すんです。

どうせ約束するなら、

「お父さんお母さんは、

勉強出来なくても、

クラスで一番足が遅くても、

元気で楽しくやってくれたら良いよ。

いつもどんな時も応援してるからね、約束する」

って、素敵な約束をしてください。

そして、見守り、応援する。

それだけです。

ありがとうございました!

中村彦左衛門でした!(^o^)